「LIVING DEAD」、ようやく完結までこぎつけました。
長らくお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
本当は約一年くらいのスパンで終わらせる予定でしたし、ボリューム的にもそれくらいが妥当だろう(むしろ長過ぎる?)と思っていたのですが、色々な事情が重なり、進度が遅れるわ、展開はぐだってくるわ、と最後の方はちょっと泣きが入っていました。
けれども、何とかあの二人をくっつける、という思いのもと、ここまで書ききりました。
本編ではあまりラブってないのですが、その辺りは番外等で補強できれば、と思っています。
実を言えばこの作品、連載中に頂いたご感想に熱のこもったものが多く、ラストまで考えてあったものの、どうしよう言えない、でもなぁ……と嬉しい戸惑いを感じることもありました。
特に主人公のリュージに関しては、こちらが想定していたよりも遥かに応援して頂き、作者としては嬉しいやら、申し訳ないやら、複雑な心境でした。
すぐに幸せに出来れば良かったのですが、結局一年と半年くらいのスパンがかかってしまいました。本当に……申し訳ない。
私自身の容量不足もあり、きちんとご返信の場を設けてはいませんでしたが、戴いた感想は全てあり難く受けとめております。
この物語がなんとか完結までこぎつけられたのは、ひとえにリュージやクレオ達を温かく見守り、応援して下さった方々のおかげです。
本当に、本当にありがとうございました。
2007/01/04:川根ゆさき 拝
ちょっとした余談として、付け加えるならば。
この話のキャッチとなっている「ハッピーエンドにならないという未来」や「逝くための戦い」というのは、リュージを指しているようでいて、実は別の人物を指しています。
それが誰なのかは、皆様のご想像にお任せします。
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